
2019年10月26日(土曜日)
この試合の記事は、FBスカウト11月号に掲載致します。
秋晴れの絶好の野球日和。雁ノ巣球場にて新人軟式野球大会福岡市大会決勝戦が行われ、2対0で玄洋中が長尾中を破り、8年ぶりの優勝を飾った。
【監督】角洋一、【コーチ】藤澤翔大、【主将】田原康暉、武内健真、安井渉、佐々木瑛志、松岡涼太、仁多隆心、平賀響、粕谷昊輝、齊藤一輝、岡本大輝、江口航聖、石本后之介、宮村颯、倉岡丈太朗、濱﨑咲多朗、櫻木隆人、岩崎弘嗣、西村榮人
▲優勝チーム・玄洋中学校
【監督】河本勇太、【コーチ】中村知長、【主将】板東龍馬、白石大輔、石松優、山本翔太、伊東丈流、徳永大晟、上片野史旺、坂本修也、大野晴稀、後藤佑一朗、山田航世、太田煌士、淵脇崇太、齊藤裕太、井手亮太、前田成剛、中野空、國上春輝
▲準優勝チーム・長尾中学校
2019年10月26日(土) 第36回福岡市新人軟式野球大会 決勝戦 雁ノ巣球場
玄洋中学校
000 020 0|2
000 000 0|0
長尾中学校
【玄洋中】齊藤、松岡、武内 - 田原
【長尾中】板東 - 白石
【三塁打】粕谷(玄洋)
【二塁打】德永(長尾)
試合は完全な投手戦。決勝戦にふさわしい好ゲームとなった。決勝の大舞台で、玄洋中の先発を任されたのは今大会初登板となる1年生の齊藤君。玄洋中角監督は「最初の3イニングを2点くらいに抑えれば御の字」と話していたが、齊藤君は毎回ランナーを背負うも、味方野手の好守もあり粘りの投球で3回を無失点で切り抜け、見事に期待に応える。長尾中先発は、直前の準決勝で完封勝利を挙げたばかりの板東君。連投の疲労は隠せないものの、キレのあるストレートを中心にスライダー、チェンジアップを交え、テンポ良く玄洋中打線を打ち取っていく。
▲今大会初登板がなんと決勝戦の先発となった1年生の齊藤君
試合が動いたのは、5回表。一死から9番仁多君がレフト前ヒットで出塁する。続く1番粕谷君が放った当たりはセンターの頭上を大きく超えるスリーベースヒットとなり、一塁から仁多君が一気に還り、玄洋中が先制点を挙げる。その直後の初球、2番松岡君は見事にスクイズを決め、粕谷君が2点目のホームを踏む。この回、玄洋中は大技小技で貴重な2点を挙げる。対する長尾中は、6回裏、1番德永君の二塁打などで、二死一三塁とチャンスを作るも、4回から登板した玄洋中・松岡君の前にあと一本が出ずにこの回も無失点。玄洋中は最終回にエース武内君をマウンドに送る万全の継投策。これが見事にハマり、玄洋中が8年ぶりに新人戦福岡県大会決勝を制し、優勝を決めた。
▲5回表、貴重な先制タイムリー三塁打を放った粕谷君
▲6回裏、二死一三塁のピンチを抑えた松岡君
▲最終回、角監督がマウンド上で指示を出す
▲最終回は最長著しい速球が武器のエース武内君が締める
▲1日2試合を一人で投げ抜いた板東君(長尾中)は注目投手の一人に躍り出た
▲表彰式、優勝した玄洋中
▲表彰式、準優勝の長尾中
●角監督(玄洋中)のコメント
疲れました。ピッチャーが本当に良く投げてくれました。
●田原主将(玄洋中)のコメント
九州大会出場が目標なので、まずはホッとしています。チーム全員で力を合わせて戦っています。守備とバントはとても練習してきました。
●先発の齊藤君(玄洋中)
みんなのお陰で優勝できました。(決勝戦での初登板初先発は)緊張せずに楽しめました。九州大会で優勝することが目標です。
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