平成26年3月30日(日) 福岡ヤフオク!ドーム 18:50プレーボール
下山門中学校
000 011 0|2
000 010 0|1
原中学校
【主将】秀島空良、花咲琢海、吉村一希、上田大夢、伊藤直輝、内田幹太、石井拓海、月田智哉、井上翼、末永麟太郎、近藤健二朗、倉地紘平、鐘ヶ江凉人、脇坂唯人、和才龍之介、阿比留丈、才原健汰、東島和也、浅田貴一、光井貴啓、原亮太、児山敬吾、長坂拓海、村山雄度、宮川友太
【主将】真鍋雷太、久保山司、清水翔大、島田貫任、山下玲央、松尾傑、吉田悠亮、影浦楓、迫田浩人、中溝啓太、戸次康太、長大義、山中辰彦、米原幸輝、溝口聖崇、木下史也、尾上幸太郎、西田虎生、園部龍弥、遠藤光、工藤真依、久保雅也、西裕太郎、水野巧海、松田開渡、山下純、中山健太、糸永泰地、庄崎実唯、林一颯、宮垣蒼太、橋口正一
2014年は優勝経験校同士の決勝戦
本拠地・福岡ヤフオク!ドームで福岡ソフトバンクホークスが開幕3連勝を決めてからほんの数時間後、その同じグラウンドでトーナメントを勝ち上がってきた両チームナインが第19回ホークスカップの優勝を争った。
さながらプロ野球選手のように電光掲示板に先発メンバーが名を連ね、アナウンスの紹介とともに元気良く憧れのグラウンドに飛び出していく選手達、第1回、第3回の優勝校・下山門中学校(福岡市西区)、第4回の優勝校・原中学校(福岡市早良区)によるホークスカップ優勝経験校同士の決勝戦、国内屈指のドーム球場・福岡ヤフオク!ドームで最高の舞台が整った。
初回、先攻の下山門中はいきなり伊藤君のセンターオーバー二塁打でチャンスを作るが先発した原中エース久保山君の落ち着いた投球でこのピンチを乗り切る。一方、原中の初回攻撃は三者凡退。下山門中先発の花咲君は最高の立ち上がりを見せる。2回表にも下山門中は安打とフィルダースチョイス(FC)等で二、三塁のチャンスを作るが原中の好守でここもピンチを脱出する。序盤は何度かチャンスを作っていた下山門打線だが、原中の粘りある投球と好守で数々のピンチを乗り切った。3回以降は両エースの投げ合いで緊迫した投手戦を演じる。試合が動いたのは5回表8番花咲君がヒットで出塁するとバッテリーミスの間に二塁へ。続く9番倉地君の内野ゴロの間にランナー花咲君が好走塁。相手のミスを誘って先制のホームを踏み下山門中が待望の先制点をものにする。先制された直後、5回裏原中は先頭の5番エース久保山君が右中間へ二塁打で出塁すると山下君の犠打で三塁へ。7番清水君のスクイズですかさず同点とする。
6回表下山門中は2アウトから4番吉村君が四球で出塁すると5番月田君のレフトオーバーのタイムリー二塁打で一塁から吉村君が激走を見せ、勝ち越しのホームイン。最終回も原中が粘りを見せる。先頭の島田君が四球で出塁すると久保山君も安打で続く、6番山下君がカウント3-2から四球を選んで満塁とする。この日ドーム一番の盛り上がりを見せる中、2アウト満塁から9番山中君の当たりは強烈なショートライナーだったが下山門中ショート石井君のグラブに収まりゲームセット。見事下山門中が3度目の優勝を飾った。
下山門中学校の優勝で幕を閉じた今大会、福岡県中学野球は夏に向けて、いよいよ本格的な野球シーズンに突入。今大会敗れたチームもこのまま引き下がるはずもなく、夏まで続く中学野球球児たちの熱い戦いから目が離せない。
準決勝
準決勝第一試合 *吉村君が先制タイムリーを放ち下山門中勝利
下山門中学校
003 000 0|3
000 100 0|1
ダンカーズ
準決勝第二試合 *完封勝利の戸次君が自らサヨナラ打を放ち決着
長尾中学校
000 000 0|0
000 000 1x|1
原中学校
準々決勝
百道中学校
000 000 0|0
000 000 ×|1
原中学校
箱崎清松中学校
000 000 0|0
010 001 ×|2
ダンカーズ
【延長8回】
内浜中学校
000 000 00|0
000 000 01x|1
長尾中学校
下山門中学校
000 300 0|3
000 200 0|2
香椎第三中学校
【取材・写真 福原峰和 メカクレスト】
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