
2017年08月27日(日曜日)
2017年西区室見川杯 決勝リーグの写真一覧はこちらからご覧ください。
▲西区室見川杯優勝の下山門中学校野球部
福岡市西区の中学校9チームによって争われる西区室見川杯。前日に行われた予選リーグを1位突破した3チームによる決勝リーグが行われた。決勝リーグは3チームによる総当たり戦。結果は3チームとも1勝1敗の成績で並び、規定により総失点差で下山門中が優勝を飾った。
最終順位 – 優勝・下山門中(総失点3点) 準優勝・玄洋中(総失点4点) 3位・壱岐中(総失点7点)
▲閉会式の様子 左から壱岐中(3位)、下山門中(1位)、玄洋中(2位)
2017年西区室見川杯 決勝リーグ 玄洋中 対 壱岐中の写真一覧はこちらからご覧ください。
2017年8月27日(日) 西区室見川杯2017 決勝リーグ第一試合 壱岐中学校グランド
玄洋中学校
110 201 0|5
000 101 0|2
壱岐中学校
【玄洋中】大江 - 岩﨑
【壱岐中】本田 - 鬼海
【三塁打】岩﨑(玄洋)
【二塁打】濱地、鬼海(壱岐)
▲完投勝利を挙げた玄洋中先発の大江君
決勝リーグ第一試合、玄洋中は初回、先頭の岩﨑君がエラーで出塁すると、二盗、三盗を決め、1死三塁のチャンスを作る。ここで3番中村君がライト前へ弾き返し、ライトゴロになるものの玄洋中が幸先よく先制点を挙げる。玄洋中は2回表にも四球とエラーで1死二三塁のチャンスで1番岩﨑君がスクイズ(内野安打)を決め2点を追加する。さらに4回表、この回先頭の8番上田君のライト前ヒットを足掛かりに相手のミスなどもありさらに2点を追加し、4点差とする。反撃に出たい壱岐中は、4回裏、1死から2番上田君のセンターへの強い当たりが相手エラーを誘い、上田君は一気に三塁へ進む。ここで、3番鬼海君が三遊間へ打球を放つ。これがショートへのタイムリー内野安打となり1点を返す。しかし6回表、玄洋中は、1死から四球のランナーを一塁に置き、1番岩﨑君がこの日2打点目となるレフトへのタイムリースリーベースヒットを放ち得点を挙げる。粘る壱岐中も6回裏1死から1番濱地君が二塁打で出塁すると、一人倒れて、3番鬼海君のこの試合3本目のヒットがセンターへのタイムリーツーベースとなり意地を見せる。しかし先制、中押し、ダメ押しと効率的に得点を重ねた玄洋中が決勝リーグ第一試合に勝利した。
▲1回表、ライト前へ先制打を放つ中村君(玄洋中)
▲玄洋中1番キャッチャー岩﨑君は2安打2打点(全打席出塁)の活躍
▲壱岐中先発の本田君
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2017年8月27日(日) 西区室見川杯2017 決勝リーグ第二試合 壱岐中学校グランド
玄洋中学校
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000 002 × |2
下山門中学校
【玄洋中】定直 - 岩﨑
【下山門中】髙嵜 - 平川
【本塁打】髙嵜(下山門)
▲毎回奪三振、被安打1、完封勝利を挙げた下山門中先発の髙嵜君は力のあるストレートを投げ込む
決勝リーグ第二試合は、対称的な両投手による投手戦となった。下山門中・先発の髙嵜君は威力のあるストレートで玄洋中打線を力で抑え込むと、玄洋中・先発の定直(じょうじき)君は打者のタイミングを外す投球で最初の5イニングを8奪三振(被安打2)と下山門中打線を封じ込める。試合が動いたのは、6回裏、下山門中は、1死から1番藤原君がエラーで出塁すると、送りバントと送球ミスの間に三塁へ進む。ここで打席に立つのは、好投を続ける3番髙嵜君。カウント2-2からの5球目、髙嵜君が放った打球は左中間を破るランニング2ランホームランとなり、自らのバットで終盤に2点を奪う。直後の最終回、投手髙嵜君は三者連続三振で試合を締め、毎回奪三振(10奪三振)被安打1の完封勝利を挙げる。髙嵜君の投打にわたる活躍で下山門中が1勝を挙げる。
▲本塁打を放ちナインの祝福を受ける髙嵜君
▲打者のタイミングをうまく外し好投する玄洋中先発の定直君
2017年西区室見川杯 決勝リーグ 壱岐中 対 下山門中の写真一覧はこちらからご覧ください。
2017年8月27日(日) 西区室見川杯2017 決勝リーグ第三試合 壱岐中学校グランド
下山門中学校
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020 000 1x|3
壱岐中学校
【下山門中】藤原、外山 - 平川
【壱岐中】札元 - 鬼海
【三塁打】佐田(下山門)
▲サヨナラタイムリー内野安打の鬼海君
決勝リーグ第三戦、なんとしても1勝を挙げたい壱岐中が先手を取る。2回裏に5つの四球を選び2点を挙げ、試合を優位に進める。しかい中盤の5回表、下山門中が反撃に出る。2死三塁から途中出場の西島君がセンター前へタイムリーヒットで1点を返すと、続く4番佐田君が、レフトオーバーのタイムリースリーベースヒットを放ち、2者連続のタイムリーヒットで試合を振り出しに戻す。その後、試合は膠着状態のまま最終回を迎える。7回裏の壱岐中の攻撃はあっさり2死を取られ、延長戦へと突入かと思われたが、2死ランナーなしから1番濱地君が四球を選び、続く2番上田君が死球で2死一二塁となる。ここで3番鬼海君が放った打球はサードへの内野安打となる。一塁への送球の間に、2死という事でスタートを切っていたランナーが2塁から一気に還り、壱岐中がサヨナラ勝ちを収め、3チームが1勝1敗で並び、順位は規定により総失点数で決められた。
▲二塁ランナー濱地君が一気に還りサヨナラ勝ち
▲一時、同点となるタイムリー三塁打を放った佐田君
▲完投勝利を挙げた壱岐中の札元君
▲好投するロングリリーフの外山君(下山門中)
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