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2017年07月30日(日曜日)

【夏の中体連2017 福岡県大会 田川市民球場】準決勝第二試合は東福岡自彊館中(福岡1位) 対 直方第二中(筑豊3位)

*福岡県大会決勝戦の結果は、2017年9月配布予定のフリーペーパー・FBスカウト9月号(Vol.22)に掲載されます。

段原君が完投勝利で投手戦を制し東福岡自彊館中が決勝進出!!

東福岡自彊館中 対 直方第二中の試合写真一覧はこちらからご覧ください。

 

▲打たせて取る投球が持ち味の段原君は完投勝利を挙げる

 

2017年7月30日(日) 中総体福岡県大会 準決勝第二試合 田川市民球場

東福岡自彊館中学校(福岡1位)
020 000 0|2
100 000 0|1
直方第二中学校(筑豊3位)

【東福岡自彊館中】段原 - 稲益大
【直方第二中】井上拓 - 大森
【二塁打】山本龍(直方第二)

 

中体連福岡県大会もいよいよベスト4。上位2チームが九州大会へ出場できる為、両チームにとって県大会決勝進出と九州大会出場を決める大事なゲームとなった。1回裏、直方第二の先頭バッター山本龍之介君がレフトへの二塁打で出塁すると、2番藤川君がきっちり送りバントを決める。一人倒れて、2死三塁から四番村上君がセンター前へタイムリーヒットを放ち、直方第二中がお手本のような見事な攻撃で先制する。その直後の2回表、東福岡自彊館中は、5番八尾君、6番川関君の連続ヒットでチャンスを作る。相手のエラーの間にまずは1点を返し同点。満塁の好機からは1番山上君が四球を選び貴重な勝ち越し点を挙げる。その後は壮絶な投手戦へと入る。直方第二中先発の井上拓君は変則的なフォームから大きな変化球で東福岡自彊館中打線を翻弄する。一方、東福岡自彊館中先発の段原君はツーシームを駆使して、3回裏にはセンター山上君の好返球もあり(タッチアップのランナーを捕殺)、打たせて取る投球で追加点を許さない。結局、そのまま試合は進み、2対1で東福岡自彊館中が逃げ切り、決勝進出と九州大会出場を決めた。

 

▲勝利を喜ぶ東福岡自彊館中ナイン

 

▲3回裏、強肩山上君(中央)のセンターからの好返球がピンチを救う

 

▲変則的なフォームからの投球で打者を翻弄する先発投手の井上拓君

 

▲1回裏、四番村上君の先制タイムリーヒット

 

▲福岡県3位という立派な成績を上げた直方第二中ナイン