
2017年07月01日(土曜日)
第34回全軟福岡県大会(決勝、準決勝第一試合、準決勝第二試合)、九州大会(一回戦)の写真一覧はこちら
▲延長戦で逆転サヨナラ打の四番・土持君(2年生)
2017年7月1日(土) 第34回全日本少年野球軟式野球九州大会 一回戦 北九州市民球場
城西中学校(佐賀県代表)
000 300 01|4
001 100 12|5
三国中学校(福岡県代表)
【延長8回タイブレーク】
【城西中】西尾、野口、橋本 – 今村
【三国中】坂口、小川 – 榊
【三塁打】土持(三国中)、北村(城西中)
【二塁打】野口(城西中)
小川将信、吉田章人、村上陸、土持成輝、村田啓輔、榊竜大、渕上昂亮、首藤隼紀、三原匠未、坂口透真、林田周大、酒井涼介、池辺直人、中村建斗、上村直輝、野見山恭輔、吉村雄征、山下洸明、脇野大毅
▲もはや三国中のお家芸、四試合連続となる逆転サヨナラ勝ちで全員ベンチを飛び出す
劇的なサヨナラ勝ちの連続で九州大会出場を決めた福岡県代表・三国中学校(福岡県小郡市)の初戦は、佐賀県の強豪チーム城西中学校となった。この日は34度の猛暑の中、スタンドの保護者中心の熱烈な三国中応援団の中に、小郡市長の加地良光氏の姿もあるなか、大事な大会ファーストゲーム、三国中はまたしても劇的な勝利を飾った。大きな舞台で、大きいな期待を背負っても、三国中ナインはいつも通り元気はつらつとグランドに飛び出していった。三国中は三回裏にノーヒットで幸先よく1点を先制した。その直後、城西中が反撃に出る。4回表に4本のヒットを集中させて3点を奪い、一気に逆転した。4回裏に三国中は、四番土持君の三塁打が飛び出し、相手のミスに乗じて得点し、1点差と迫る。その後、両チームとも無得点のまま最終回の三国中の攻撃に入る。7回裏、先頭打者は県大会で2本のサヨナラ打を放った榊君。その榊君がライト前へ弾き返し出塁すると、またしてもミラクルの予感が漂った。しかし、その後連続四死球で満塁の大チャンスを作るも2者が倒れて三国中は追い詰められ、万事休すと思われた場面で、再びミラクルが起こる。まさかのパスボールの間に三塁ランナーがホームインして、試合は土壇場で振り出しに戻る。試合は無死満塁から始まる特別延長に入る。8回表に内野ゴロの間に1点を失うも三国中ナインは落ち着いていた。8回裏、無死満塁、四番土持君が放った打球は二塁への内野安打で同点。二塁ランナーも本塁へ突っ込み、一気に逆転サヨナラで県大会の勢いのまま、三国中は準決勝へと駒を進めた。
▲最終回、右前安打で出塁する榊君(2年生)
▲三国中先発の坂口君
▲坂口君から小川君への必勝リレー
■小川主将のコメント
野球は最後まで何があるか分からない。逆転されても自分達の野球を貫きました。
2017年7月2日(日) 第34回全日本少年野球軟式野球九州大会 準決勝 北九州市民球場
明豊中学校(大分県代表)
101 000 04|6
000 002 03|5
三国中学校(福岡県代表)
【延長8回タイブレーク】
【城西中】西尾、野口、橋本 – 今村
【三国中】坂口、小川 – 榊
【三塁打】中村(明豊中)
【二塁打】土持(三国中)
小川将信、吉田章人、村上陸、土持成輝、村田啓輔、榊竜大、渕上昂亮、首藤隼紀、三原匠未、坂口透真、林田周大、酒井涼介、池辺直人、中村建斗、上村直輝、野見山恭輔、吉村雄征、山下洸明、脇野大毅
大分県を代表する名門チーム明豊中学野球部に対しても、三国中は最後まで堂々と戦った。先に2点を先制されるも、6回裏に頼れる2年生四番バッターの土持君のタイムリーなどで、同点とし、この試合も特別延長へと突入した。8回表、明豊中の中村君のタイムリーヒットなどで大量の4点を失った。8回裏、四番土持君の2打席連続のタイムリーヒットなどで1点差に迫るもミラクルもここまで、三国中は惜敗。最後まで絶対にあきらめない三国中ナインは多くの感動を残して最後の夏を終えた。
尚、横浜スタジアムで開催される全国大会へは、九州代表として明豊中学校(大分県)と三和中学校(熊本県)が出場致します。
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