
2020年08月01日(土曜日)
この大会の記事は、次号FBスカウト9月号に掲載致します。
2020年8月2日(土) 軟式野球博多区大会 決勝戦 旧住吉中学校グランド
東福岡自彊館中学校
140 104 0|10
100 000 0|1
住吉中学校
【東福岡中】山口 - 加藤
【住吉中】中村、三原 - 大坪
【本塁打】加藤(東福岡)、古屋(住吉)
【二塁打】藤瀬2(東福岡)、住吉(東福岡)、加藤(東福岡)、中牟田(東福岡)、林(東福岡)、大坪(住吉)
▲優勝チーム・東福岡自彊館中学校
野村監督、武田主将、藤瀬、住吉、加藤、久保、中村、林、因、山口、大藪、中牟田、木村、岡野、岸、黒田、古賀、松藤、谷、柴田、室原
▲準優勝チーム・住吉中学校
加治木監督、中村主将、大坪、古屋、三原、吉野、酒井、織田、久保、帆足、田中、清家、平島
2020年夏、旧住吉中学校グランドにて中学軟式野球博多区大会決勝が行われ、東福岡自彊館中が住吉中を10対1で破り、6年連続で博多区大会を制した。
長い長い梅雨が明けると同時に、気温33度を超える真夏に一気に突入した福岡の空に中学生達の元気な声と球音が戻ってきた。
新型コロナの影響で、福岡市大会、県大会も含む全国中総体が中止となり、両チームの三年生にとっては、この博多区大会決勝が勝っても負けても最後の試合となった。
初回、東福岡自彊館中は先頭の藤瀬君が左中間への2塁打で出塁すると、二番住吉君がきっちりと送りバントを決め、いきなりチャンスを作る。その後、二死二三塁となり、五番中村君のセカンドへの当たりが相手の失策を誘い、東福岡があっさりと1点を先制する。
するとその裏、住吉中もすかさず反撃に出る。1回裏一死、二番古屋君の打席。カウント2-1からの4球目、タイミング良く捉えた当たりは、キレイな放物線を描き左中間のフェンスを越える同点ホームラン。住吉中は派手に同点とする。
しかし、2回裏、東福岡打線が爆発する。一死から八番因君が右中間へのヒットで出塁すると、一人倒れて、一番藤瀬君もセンター前ヒットで出塁。東福岡は盗塁も絡めて、二死二三塁とする。ここで二番住吉君がライトオーバーのタイムリーツーベースヒットを放ち、2点を勝ち越す。さらに、続く三番加藤君が2ストライクと追い込まれながらも豪快に放った当たりは、センターのフェンスを越える特大の2ランホームラン。豪快に4点を奪い試合を決める。結局、東福岡は計10安打、そのうち7本が長打と打線が爆発し、計10得点を奪う。
投げては、東福岡先発の山口君が大きく曲がりながら落ちる変化球を中心に相手打線を2安打に抑える。最終回は三者連続三振で完投勝利を収め、これにより東福岡自彊館中学校が博多区大会驚異の六連覇を達成し、2020年最後の夏、有終の美を飾った。
▲先発の山口君(東福岡)は打者にタイミングを取らせない見事な投球で被安打2、1失点の完投勝利
▲リードオフマンの強肩遊撃手・藤瀬君(東福岡)は3安打1打点4得点
▲一回裏、左中間へ一時同点となるソロ本塁打を放つ古屋君(住吉中)
▲二回表、ライトオーバーの2点勝ち越しタイムリーを放つ住吉君(東福岡)
▲MVPに輝いた加藤君(東福岡)は豪快なスイングで特大2ラン本塁打を放つなど3打点の活躍
▲住吉中先発の中村君
▲二番手で登板した三原君(住吉中)
●野村監督
新型コロナの影響による自粛期間で選手の体力は落ちてはいましたが、今回は、特に3年生のモチベーションを上げて行くとこが難しかったです。選手達の気持ちに火をつけるのに時間がかかりました。最終的にたくさんの先生方をはじめ多くの方々のおかげで、思い出作りの大会ではなく、真剣勝負の大会が出来た事、野球が出来た事に感謝しています。
●武田主将
コロナとか色々あって練習出来なくて、体力、調子を戻すのが大変でした。優勝出来た事は素直に嬉しいです。本来の目標は全国大会出場だったのですが、勝って中学野球生活を終えたかったので、今大会は、勝ちたいという強い気持ちを持って挑みました。
2020年8月2日(土) 軟式野球博多区大会 3位決定戦 旧住吉中学校グランド
席田中学校
200 100 0|3
003 900 X|12
東住吉中学校
【席田中】鈴木、柴田 - 橋本
【東住吉中】見弓 - 枝元
【本塁打】柴田(席田)
【二塁打】枝元2(東住吉)、橋本(席田)、伊東(席田)
▲表彰式 優勝の東福岡自彊館中学校
▲表彰式 準優勝の住吉中学校
▲表彰式 3位の東住吉中学校
▲2020年博多区大会トーナメント表
優勝:東福岡自彊館中学校
準優勝:住吉中学校
3位:東住吉中学校
参加チーム:東福岡自彊館中、博多中、東光中、那珂中、東住吉中、席田中、吉塚中、住吉中、三筑中、板付中
●最優秀選手賞・加藤玄登君(東福岡自彊館中学校)
今大会絶不調だったのですが、この最後の試合(決勝戦)をみんな笑顔で終わろうと話していたので、その為に打ちました。(本塁打を打った時は)今まで経験したことがないくらいに嬉しかったです。ダイヤモンドを回る時に、ベンチからの皆の声と笑顔に鳥肌が立ちました。
●優秀選手賞・古屋翔雅君(住吉中学校)
シンプルに嬉しいです。(同点ホームランは)気持ち良かったです。今大会は競った試合が多くて大変でしたが、自分の調子は良かったです。
●敢闘賞・見弓数馬君(東住吉中学校)
準決勝でコールド負け寸前の場面でのホームランは嬉しかったです。その後、10対12で敗れはしましたが、2点差までチームは追い上げました。
速報記事を中心にしておりますので、誤字脱字が発生する事がございます。どうぞご了承の上、本サイトをご利用ください。また訂正に関しましては、お問合せフォームよりご連絡下さい。出来る限り対応させて頂きます。