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2019年05月25日(土曜日)

【フレッシュリーグ】球道ベースボールクラブ(1位)、筑後サザンホークス(2位)の2チームがホークスカップ出場!!

この記事は、FBスカウト7月号に掲載致します。

8月に行われる2019ホークスカップ中学硬式野球大会へのフレッシュリーグ代表決定戦も兼ねた”ちくしの郷・匠presents 第4回理事長旗争奪中学硬式野球大会2019”が曲り田球場(福岡県糸島市)で行われ、優勝チームの球道ベースボールクラブと準優勝チームの筑後サザンホークスの2チームが本大会への出場権を獲得した。

▲ちくしの郷・匠presents 第4回理事長旗争奪中学硬式野球大会2019を制した球道ベースボールクラブ

 

多彩な攻撃で得点を重ねた球道ベースボールクラブが優勝!!

2019年5月25日(土) ちくしの郷・匠presents 第4回理事長旗争奪中学硬式野球大会2019 決勝戦 曲り田球場

球道ベースボールクラブ
001 240 1|8
000 001 3|4
筑後サザンホークス

【球道】矢野 - 赤星
【筑後】太田、中島、一ノ瀬 - 角田
【三塁打】山下(球道)、江口翔(筑後)、
【二塁打】矢津(球道)、江口翔(筑後)、入江(筑後)

 

▲優勝・球道ベースボールクラブ

球道ベースボールクラブメンバー

【監督】後藤将和、【主将】重松省吾、田中陽樹、原野叶登、山下颯太、矢野勢也、赤星智紀、内堀遼汰、中村陽、矢津佑太、藪野翔、春﨑公成、村山優太、江上航矢、三重野樹、加藤丈、中村俊太、江上恵矢、緒方琉偉、橋本晴輝、養父翔太郎、

 

▲準優勝・筑後サザンホークス

筑後サザンホークスメンバー

【監督】佐々木翔大、【主将】江口飛向、江口翔人、太田颯真、角田蒼汰、冨田琉暉、江﨑安倖、田中大晴、内藤大介、松尾蓮汰、中島良輔、加納始樹、一ノ瀬陽斗、一ノ瀬獅堂、中島昴、田中斯遠、入江誠賢、梅崎蓮珠、家永直和、高原章仁、陣内陽樹

 

▲完投勝利を挙げた球道BBC先発の矢野君

 

▲3回表、先制のタイムリー三塁打を放った山下君

 

令和元年5月最後の土曜日、日中は30度を越える真夏日だったが、決勝戦は涼しくなった夕方17時にプレイボール。上位2チームがフレッシュリーグ代表としてホークスカップに進める本大会、すでに出場権を得たチーム同士が理事長旗獲得を目指し、激突した。序盤は両チームの先発投手がまずまずの立ち上がりを見せた。試合が動いたのは、3回表の球道の攻撃。二死から2番原野君がレフト前へ鮮やかな流し打ちで出塁すると、続く3番山下君は豪快に引っ張った打球はライトの頭上を越えるスリーベースヒットとなり、一塁から原野君が一気に生還し、球道BBCが1点を先制する。続く4回表、先頭の5番赤星君がライト前ヒットで出塁すると、6番内堀君の当たりは相手のエラーを誘い、無死一二塁とする。ここで、7番中村君はツーストライクと追い込まれるも、送りバントを決め、一死二三塁とチャンスを広げる。すると8番矢津君がレフトへタイムリーツーベースヒットを放ち、さらに2点を追加。攻撃の手を休めない球道は、5回表に2つのスクイズを含む6本の単打で効率よく4点を追加し、リードを広げる。投げては、球道先発の矢野君はゆったりとしたフォームからキレのある速球と鋭く曲がるスライダーを武器に5回までは被安打1、無失点と完璧な投球を披露する。

 

▲4回表、2点タイムリーを放ち二塁へ向かう矢津君

 

筑後SH反撃するも、球道BBCが振り切る

なんとか反撃に出たい筑後サザンホークスは終盤に意地を見せる。まずは6回裏二死から、1番江口君がセンターオーバーのスリーベースヒットで出塁すると、一人歩いて、二死一三塁。ここで打席には。準決勝ではレフトスタンドへ特大の満塁ホームランを放っているフレッシュリーグ注目バッターの一人角田君が打席に入る。ワンボールからの2球目を強振した鋭い打球は、レフト前へのタイムリーヒットとなり、筑後サザンホークスが1点を返す。さらに最終回、筑後は二死二塁から代打田中君がセンター前ヒットを放ち二死一三塁とチャンスを作る。ここで、代打入江君、1番江口君に2者連続のタイムリー二塁打で3点を返す。しかし、反撃もここまで、球道先発の矢野君が最後のバッターからこの試合8個目となる三振を奪い、ゲームセット。粘る筑後サザンホークスを球道ベースボールクラブが振り切り、ちくしの郷・匠presents 第4回理事長旗争奪中学硬式野球大会2019の優勝を決めた。

この試合、球道ベースボールクラブはスクイズやスリーバントなども含め、計5つのバントを全て成功させる。長打による派手な得点シーンもあったが、バントで確実にランナーを進め、得点に結びつけた。コツコツ野球が徹底され、それが大きな勝因となった。

8月に開催されるホークスカップは、ボーイズリーグ、リトルシニアリーグ、ヤングリーグ、ポニーリーグ、レインボーリール、ドリームリーグ、そしてフレッシュリーグと各リーグの代表チームがリーグの威信を賭けて開催される大会。昨年のホークスカップはフレッシュリーグ代表の筑後サザンホークスが優勝、球道ベースボールは3位。今年のホークスカップでもフレッシュリーグ所属の2チームがリーグを代表して大会連覇に挑む。

 

▲筑後SH先発の太田君

 

▲6回裏、フレッシュリーグ屈指の強打者・角田君は適時打を放つ

 

▲表彰式01

 

▲表彰式02

 

▲表彰式03

 

▲表彰式04

 

▲メダル授与01

 

▲メダル授与02

 

▲3位・佐賀フィールドナイン

 

▲敢闘賞・伊都ベースボールクラブ

 

この記事は、FBスカウト7月号に掲載致します。

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